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2010年01月01日

田んぼの狩人(ハンター)たち

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コクロアナバチ
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ベッコウバチ
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クモを狩るベッコウバチ
 田んぼの狩人と聞いて思い浮かべる虫は何かな?
タガメやゲンゴロウ、クモやカマキリ。

 あまり知られていないけど、夏から秋に生きものいっぱいの田んぼで佇んでいると、忙しく飛び回っている虫がいることに気付く。
良く見ると黒いハチで、スズメバチぐらい大きいのがクロアナバチ、小型の方がコクロアナバチだ。
小さな体で地中深く(1mくらい)にまで穴を掘り、キリギリスの仲間を狩って卵を産み付け、幼虫の餌にする。
以前紹介した小柄で身体が軟らかいササキリの仲間などは格好の餌食だ。
写真のコクロアナバチは、ウスイロササキリに抱きつき、穴に入れるのに邪魔になる長い触覚を噛み切ろうとしていた。

 またベッコウバチの仲間も良く見られる。
こちらは自分よりも大きなクモを狩る。
わざわざ何で強いクモを狙うのか不思議だが、それに負けないだけの武器として、飛行能力、大顎、麻酔針、そして大きなクモを引きずって運ぶための丈夫な脚を持っている。
田んぼのハンターたちの子どもが地下に眠っていると思うと、冬の田んぼ周辺にも生命が充ち満ちているように感じられる。



posted by hayashi at 00:00| 田んぼの生きもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
 
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