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2009年11月01日

秋の田んぼでバッタを観よう

2009_11batta.jpg

 田んぼは田植え、草取り、稲刈りの時は街のファンたちも押しかけてとても賑やかだ。
しかし稲刈りが終わると田んぼにはパッタリと人が訪れなくなり、来るのはメダカのがっこうの生きもの調査隊くらいだ。
稲もなくなり寂しく見えても、生きものいっぱいの田んぼならバッタを観て楽しめる。

 2009年10月に佐原の田んぼを調査をしにいった。
大型のショウリョウバッタは残念ながら時期が終わってしまって観られなかったが、オンブバッタやイナゴ類、大きなトノサマバッタも観られた。
冬水田んぼにしてある椿さんの田んぼでは、湿ったところが好きなハネナガヒシバッタが、秋に田んぼを訪れた人に驚き、水に飛び込む姿も。
イナゴは稲の蘖(ひこばえ)を食べて暮らしているようだ。 
 畦に草を残してくれている田んぼでは、蘖や畦草にクサキリ、クビキリギス、ウスイロササキリといったキリギリスの仲間も観察できる。
下から見ると口の部分が口紅を塗ったように真っ赤で、その名の通り「首斬りギス」だ。
クサキリは良く似ているが、頭がクビキリギスほど尖っておらず、“口紅”もほとんど無い。

 彼らを見ているとまるで稲や田の草たちが生きものに姿を変えて跳んだり歌ったり(鳴いたり)しているような気持ちになる。


posted by hayashi at 00:00| 田んぼの生きもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
 
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