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2008年11月05日

佐渡にコウノトリ飛来 ― トキ放鳥後に思いを馳せる

 コウノトリは田んぼに現れる鳥の中ではおそらく最大だろう。アオサギよりも一回り大きく、羽根を広げると2mにも達する。遠くから見ると、餌を探している姿はまるで草取りをしているお婆さんのようでもある。

 今年、トキ放鳥前の佐渡島に野生のコウノトリが現れて話題を呼んでいるが、メダカのがっこうスタッフも遭遇、撮影に成功した。無農薬で水を張る田んぼが増えたために飛んで来たようだが。どこで餌を採っているかと思ったら、水田内水口のコンクリートで囲まれたポンプの水たまりを漁っていた。早速我々も同じ事をしてみたところ、ドジョウやヒメゲンゴロウなどが網に入ってきた。

 「よし、これならトキも大丈夫かも」と一瞬思ったが、トキはコウノトリのように脚や首が長くないので、ポンプの周りで餌を捕るのは難しそうだ。

 それにしてもタイミングが良すぎる。トキとコウノトリが同時に暮らす、日本の原風景が佐渡に甦るなんて! コウノトリやトキを国内で野生絶滅させたのは人間だ。人口60億以上に対してコウノトリは数千羽、トキは数百羽しか生き残っていない。償いの意も込めて、新たな農業、街づくりが始まることに期待したい。

kounotori1_edited.JPG
佐渡の田んぼ周辺を歩き回るコウノトリ。
kounotori2_edited.JPG
空を飛ぶコウノトリ。首を伸ばして飛ぶので、サギ類とは容易に区別が出来る。
toki_edited.JPG
トキの全身像。コウノトリのような長い首や脚はない。



posted by hayashi at 23:25| 田んぼの生きもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
 
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