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2008年03月15日

カエル その2 -田んぼの生きもの通信F-

ヤマアカガエル_edited.jpg
ヤマアカガエル
ヤマアカガエルの卵塊_edited.jpg
ヤマアカガエルの卵塊。
ベチョベチョしていて
片手ですくい上げることが困難。
ニホンアカガエルの卵塊_edited.jpg
ニホンアカガエルの卵塊。
こんもりとまとまっており、
片手ですくい上げることが出来る。
今回は2月、3月に産卵するヤマアカガエルとニホンアカガエルを紹介します。

先ずは2月(関東では)に水辺に産卵するのはヤマアカガエル。
最近は温暖化の影響もあってか、1ヶ月早く産卵して田んぼの持ち主を驚かせたこともありました。
田んぼの氷が溶けるか溶けないかの寒い時期に、一斉に冬眠から目覚め、雄はまるで雁のような声で求愛をします。
昨年のNHK「週間こどもニュース」で放送されたのを憶えていますか?
実は取材班が来る前日までは賑やかだったのに、当日は1匹もいなかったのです。
静まりかえった田んぼで中村理事長の解説が収録されました。
メダカのスタッフは一同に自然の不思議を目の当たりにしたのでした。

そして3月に産卵するのは平地に多いニホンアカガエル。
平野部では基盤整備で大地の毛細血管とも言える命育む小川が、3面コンクリート水路に変えられていったため、メダカが絶滅の危機に曝されています。
ニホンアカガエルもその被害者です。
3月に水がなかったりするものですから卵を産む場所がなく、こちらも絶滅危惧種というありがたくない呼ばれ方をされることに。

水と陸を往来するカエルは、生きものいっぱいの田んぼのシンボルとも言える存在で、メダカのがっこうでも生きもの調査の必須項目にしています。
身近な生きものに危機に陥っていると言うことは、我々の子孫にとっての危機とも言えるのではないでしょうか?

田んぼの生きもの調査隊 林 鷹央


posted by hayashi at 00:00| 田んぼの生きもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
 
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