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2007年11月30日

イナゴ -田んぼの生きもの通信D-

inago.JPG
稲に登るイナゴ
稲刈りが終わると生きものいっぱいの田んぼに通うことも少なくなります。
水が引かれ、稲が刈られると水生昆虫や網を張るクモはどこかへ姿を消してしまいます。
しかし調査隊は秋にも生きもの調査を行っているので、そこではまた違った田んぼの生きものの姿を見ることになります。

畦草や蘖(ひこばえ)が残る生きものいっぱいの田んぼはイナゴやオンブバッタがたくさん見られます。
また、それらを食べようと田んぼに残っているカエルたちにも出会えます。
しかし慣行農法では稲刈り後に田を興起し、畦に除草剤を撒いてしまうことが多いようです。
そうするとバッタ類の姿も驚くほど少なくなります。
inago_tukudani.jpg
イナゴの佃煮とお米

田んぼでよく見られるイナゴといえば、夏は足を擦り合わせてシャカシャカ音を立てるナキイナゴ。
秋はハネナガイナゴ、コバネイナゴなどです。
「稲子」の字のごとく、稲について葉をかじっている姿をよく見かけます。

田んぼは稲だけを作る生産工場だと考えたらイナゴは害虫になりますが、お米以外にも草、イナゴ、タニシ、ドジョウなど食べられる生きものが沢山います。
見方を変えるとありがたい「地の恵」に思えてきます。

田んぼの生きもの調査隊 林 鷹央


posted by hayashi at 00:00| 田んぼの生きもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
 
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